センサーライトの故障原因と修理方法、動作原理から徹底解説

太陽光発電による人感センサーを庭先に取り付けていましたが一年程で故障してしまいました。

このセンサーは昼間に太陽光パネルで発電した電気を本体のバッテリーに充電し夜間に動きを感知し自動的に点灯し、動きがないときには約25秒後に消灯し電力を節約します。

 

NO.1


修理に興味をもったのでまず分解してみました。
ビスを外します。

NO.2


LEDパネルを外します。

NO.3

 

バッテリーと基板が見えます。

NO.4

 

基板の裏側の配線です。

NO.5

 

センサーライトの動作原理です。

昼間は太陽光パネルから電力が供給されバッテリーに充電されます。

充電中はLEDへの電力は遮断されてLEDは点灯されません。

夜になると太陽光からの電力はなくなりバッテリからの電力供給となります。

センサーにより人物が感知されるとLEDへ電力が供給されLEDが点灯します。

25秒以上新たなセンサーによる人物感知がなけれはLEDは消灯します。

太陽光パネルからの本体への接続用DCプラグを引き抜くとLEDは昼夜、人物感知関係なく点灯しないようになっています。

以上の条件から試験した結果基板の故障し判断しました。

代替え基板をさがしたところアマゾンで使えそうな基板を見つけました。

3.7V ソーラーライトボード制御センサーモジュール
値段は送料込みで¥371と安価です。

 

NO.6

 

基板の説明

この基板は太陽光パネルから電力供給用DCジャックを外した時にLEDを点灯させない回路はありません。DCジャックを外した時はセンサーが検知してLEDが点灯しないようににセンサーにカバーをかけることで防げます。

NO.7

バッテリコネクターケーブルをバッテリーに取り付けます。

NO.8


代替え基板はサイズが大きく元の取り付け場所に収まらないので移設します。

それに伴い代替え基板からセンサーだけを取り外し、元の基板のセンサーと入れ替えます。

センサーの配線を間違えないようにします。

NO.9

 

NO.10

 

代替え基板はLEDパネルの裏に接触しない様に左端に取り付けます。

そのため基板の左端を5mm程切、横幅を短くしました。

基板固定のためビス止めします。防水処置をしてください。

NO.11

 

センサーでセンサーカバーを固定していましたがセンサーの高さが変わり固定できなくなったのでセンサーカバーを接着剤で固定します。

NO.12

 

モード切替スイッチの設定

説明書です。

NO.13

 

スイッチの設定の前に太陽光パネルを裏返しにして太陽光パネルからの電力を0にします。
(夜間を想定します。)

説明書内、2.induction highlight + light offのモードにします。

1.スイッチを3秒押すとLEDは点灯します。

2.スイッチをワンショット押します。

3.センサーが人物感知しなければ25秒後にLEDは消灯します。

4.センサーが人物感知すればLEDは点灯します。

全て復旧します。

屋外に取り付けて試験をします。

昼間なら太陽光パネルをカバーして電力供給を無くします。

センサーの傾きを調整して検知範囲を設定します。

以上

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