最近大きな災害が頻繁に発生してます。
万が一に備え防災用品としてポータブル電源装置を備えておけば停電の際、安心できます。
又アウトドアでも家電が使え便利です。
製作に当たり、容量、出力ポート、充電方法、重さ、サイズを考慮しました。
その結果、手持ちの[車の中で家電が使えるDC12V専用のインバーター]と不要となった車のバッテリー使を使いポータブル電源装置を製作しました。
バッテリーの仕様:12V,69Ahを利用
インバーター:HG-500/12V :最大出力500W,定格出力400W

これらをアルミボックスに収納しました。
JEJアステージ アルミケース アルミストレージケース T3AA-S [幅36.5×奥行27.5×高さ3.2cm]

ポータブル電源装置の容量はバッテリーの仕様から12×69=828(W)となります。
充電は自作した車の充電器を使用します。
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一般の扇風機の使用電力は40W程ですので20時間は使用できます。
重さは25kgでかなり重いです。
構成図です。シンプルになっています。

作業手順
電流計、電圧計取り付けパネルの作製
電流計、電圧計のサイズに合わせて穴を開けます。

電流計、電圧計をパネルに取り付けます。

AC電流計:50A、AC電圧計:150Vをパネルに取り付けました。
コンバーターのスイッチ、コンセントパネルを本体から外してケーブルを延長します。

コンバーターパネルに付けられている電源スイッチ、コンセントの半田付けケーブルを外し延長ケーブル、電圧計用ケーブルを半田付けします。

延長ケーブルとコンバータから外したケーブルを半田付けして繋ぎます。
その部分を熱収縮チューブで絶縁します。
LEDケーブルは基板から外して長い線に引き直しました。

アルミケースを加工します。
電流計、電圧計取り付けパネル用穴をあけます。

コンバータースイッチ、コンセントパネル取り付け用穴をあけます。


バッテリートレイ、ホ-ルドクランプ
バッテリートレイをアルミケースにビス止めしバッテリーを固定します。
サイズ:34.2cm(横)×20cm(縦)×23cm(高さ最大)

バッテリ、コンバーター、電流計のケーブルとバッテリーターミナル端子 大ポール(D端子)
バッテリーターミナル端子は大ポール(Dタイプ)と小ポール(Bタイプ)があります。

バッテリー、コンバーターパネルを取り付けます。

ケーブルを接続します。

コンバーターをアルミボックスに収めます。

正面から電流、電圧が監視できます。

コンバータースイッチ、コンセントパネル取り付けます。
ミンバーターはタッピングビスで固定します。
コンバーターパネルには電源スイッチ、コンセント、LEDランプがあります。
LED青点灯:電源入り LED赤点灯:出力オーバー 最大容量を超えると強制的に電源を切ります。

扇風機、日立HEF-120R:消費電力40Wを動かしてみました。
問題なく回っています。
テレビ、電話機、通信機器:スマホの充電、WIFI機器他家電製品が使用できます。
消費電力を確認すれば使用できる時間が分かります。

以上です。
バッテリーの寿命は一般に2~3年程度と言われています。私は主にバイクに乗って車にはあまり乗らなかったので2年で交換となりました。もっと寿命を延ばせないかと検討の結果、バッテリーの充電量の定期的な確認、充電量に応じてバッテリー充電器でバッ[…]