Amazon Music Primeで好きな曲を選びPCに取り込んで他の端末でも聴く方法を徹底解説

Amazom Music Primeでは聞きたい曲を選んでも全く別の曲が再生され聴きたい曲が聞けません。これは複数曲のリストの曲を順不同で聞くシャッフル再生を基本とする方式となっているからです。
(シヤッフルとは物やデータをランダムに並び替えること)

Amazon Music Unlimited会員になれば好きな曲を自由に選んでスキップ制限なしでオンデマンド再生(曲を選んで再生)が可能です。

しかしプライム版でも対処方法があります。

この方法はスマートフォンのみ可能でWindows PCには対応していません。

まずスマートフォンアプリAmazon Musicで曲を選んで再生出来る厳選プレイリストを作成します。

このプレイリストに最低15曲を加えると、「オンデマンド再生」が可能になります。

上から順番に再生したり、特定の1曲だけをリピート再生したりできます。

オンデマンド再生を指定できるのは2つのプレイリストのみで、最大100曲までとなっています。

しかし著作権保護のためダウンロードした曲でもAmazon Musicアプリでのみ再生可能となっており他の端末に移動することはできません。

ただし
PCに取り込んで他の端末に利用できる方法がありますので紹介します。

プレイリスト作成手順

1.ライブラリー>新しいプレイリストの追加

2.新しいプレイリストの作成 「昭和の名曲」としました。保存します。
3.全ての楽曲を追加
 
4.楽曲を追加
5.「全ての楽曲を追加」か、「おすすめの楽曲を自動で追加」を選びます。


6.「全ての楽曲を追加」で16曲を追加しました。

PC版のAmazon Musicの曲はPCにダウンロードして他の端末にファイルを転送して他の端末で聴くことができますがしかしオンデマンド再生はできません。(既述)

そこでiPhoneで再生した曲をPCに取り込むにはiPhoneのミラーリング機能を使います。

ミラーリングとは他のデバイス(テレビ、PC、など)に表示する機能のことです。

ミラーリング方法

1.AirPlay Appleの独自のワイヤレス技術でワイヤレスでミラーリングできます。

2.有線接続 Lightning Digital AVアダプターを使用してHDMIケーブルで画面をミラーリングします。

3.サードパーティー製アプリ Wi-Fi経由でPCやMACにミラーリングが可能です。

ここでは安定したミラーリングができる2.有線接続としました。

しかしほとんどのノート型PCにはHDMI出力端子はありますがHDMI入力端子が搭載されているモデルは非常に少ないです。

この対処方法としてHDMI入力機能を持ち出力はUSB端子となっているキャプチャーデバテイスを使いました。

Video Capture USB3.0 & HDMI変換アダプター Amazonで購入 ¥1999

Apple AVアダプター MW2P3AM/A ¥7980

構成図



Video CaptureはOBS録画ソフトウェアを使用します。

OBS Sttudioのダウンロード https://obsproject.com/



ダウンロードされた「OBS-Studio-30.2.3-Windows-Installer.exe」を実行し画面に従ってインストールします。

OBS Studioを開きます。

「+」を選択してソースを追加します。



「映像キャプチュアーデバイス」を選択します。



映像キャプチュアーデバイス新規作成します。


デバイスを「USB3.0 capture」を選択します。 (VIDEO CaptureをUSB接続して下さい)


ファイル>設定>出力の内録画フォーマットを汎用性の高い「MPEG-4(.mp-4)に設定します。




スマホで楽曲を再生、OBS Studioで「録画開始」をクリックします。

作業効率を上げるため、録画したい曲が多くあれば連続再生、録画してファイルを曲ごとに編集します。

録画したい曲が少なければ一曲ごと再生、録画します。

 

録画した音楽ファイルの編集

録画した音楽ファイルの編集には無料の「Audacity」をおすすめします。

Audacityは完全無料でありながら、高度な編集機能がたくさん備わっているので、高い人気を集めています。

公式のダウンロード先からダウンロード、インストールします。

https://www.audacityteam.org/download/



1. ダウンロードした「audacity-win-3.6.2-64bit.exe」を実行します。

画面に従ってインストールします。

AudacitiがインストールされたらAudacityを開きます。



Audacityは音声の録音・再生・編集ができるフリーソフトです。デフォルトの場合、AudacityはWAV、AIFF、MP3、OGG(Ogg Vorbis)、FLAC形式の音声ファイルのインポートをサポートしていますがAppleのロスレスオーディオコーデックを使用したM4A/AACなどの形式には対応していません。

しかしAudacityでFFmpegを導入することで、M4A (AAC)、AC3、WMAなどのオーディオフォーマットのインポートとエクスポートが可能です。

FFmpegダウンロード先

https://lame.buanzo.org/ffmpeg64audacity.php



ファイル:FFmpeg v2.2.2 for Audacity on Windows 64bit.exeがダウンロードされますので画面に従ってインストールします。

再びAudacityを開いて曲を取り込みます。

最初の曲を残して他を消去します。



編集した曲をエクスポートします。



コンピューターにエクスポートします。


エクスポートを実行します。
エクスポートファイルです。

曲名に書き換えます。

 
m4aファイルを他の端末に転送できますし、お好みのCD作成も可能です。

以上
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