Insta360 X5で広がる360度の次世代映像体験、風と自然の美を感動!

スポーツジムの女性インストラクターがInstagramに投稿した、Insta360 X4で撮影されたバイクツーリング動画を見て、その臨場感と美しさに心を奪われました。
特に、撮影後でも動画編集で自由にカメラアングルを変えられる点には驚かされました。

360度動画の編集は初めてでしたが、想像以上に簡単で、とても楽しい体験です。


Insta360 X5(Insta360 X4の後継機)は、驚異的な画質と柔軟な撮影パワーを兼ね備えた、最新世代の360度アクションカメラです。

特徴として
1.高画質360度、ビデオ「8K」、「30fps」
2.夜間にも強いPureVideoモード
3.交換可能なレンズ、堅牢設計
4.アクション向け性能向上
5.長時間撮影と性能アップデート

この記事の内容です。
1.Insata360 X5使い方(基本操作)
2.アプリについて
3.Insata360アプリのダウンロードとカメラの接続
4.Insta360アプリの使い方
5.ファイルの保存について
6.エクスポートについて
7.動画ファイルのバックアップ
8.バイクにマウント

1.Insata360 X5使い方(基本操作)
ボタン操作

1.電源ボタン 電源ON/OFFオフは長押し2秒
2.クイックボタン プリセット切り替え (カスタム可能)
1
3.録画ボタン:長押しで録画キャンセル
4.レンズボタン:撮影モードの切り替え


レンズボタンを押すこと(もしくはスワイプ)で切り替えられるモードは12種類。
任意の所で止めて待つか、アイコンをタップすることで切り替わります。

・写真:写真を一枚撮影
・動画:手振れ補正のある動画を撮影
・PureVideo:暗所環境下で推奨される動画モード
・インスタフレーム:360度動画とフラット動画を同時に撮影
・タイムプラス:タイムラプス動画
・タイムシフト:ハイパーラプスクリップを作成
・バレットタイム:360度回転するスローモーション動画
・ループ動画:任意の時間で上書き保存されていく動画
・ドラレコ:SDカードの容量が一杯になったら上書きしていく
・スタープラス:星景用のタイムラプス
・バーースト:連射(1秒で最大15枚)
・インターバル:一定間隔(3秒~120秒ごと)の等間隔連射

5.撮影モード:動画
6.撮影モード:写真
 

スワイプ

7.上から下↓ショートカットメニュー(設定)
8.左から右→アルバム

 

9.右から左← 撮影パラメーター:露出設定 EV値
10.撮影パラメータ:ホワイトバランス 手動
11.撮影パラメータ:鮮やかさ 標準・鮮やか・フラット から選択
12.撮影パラメータ:ジッターブラー被写体のブレを抑える機能

 

2.アプリについて
アプリにはスマホアプリとWindows用Insta360 Studioがあります。

どちらも撮影データを扱うための公式ツールですが、目的や機能の範囲が少し違います。
簡単に言ってスマホアプリは撮影〜即シェア向け、Studioはじっくり編集向けです。

2-1.スマホアプリについて
対象:iOS / Android
・カメラとWi-Fi/Bluetoothで接続し、撮影や設定変更が可能
・撮影後すぐにプレビュー・編集・SNS共有
・AIによる自動編集(自動トラッキング、ハイライト作成など)
・モバイル向けの簡易エフェクト・テンプレート機能

特徴:
・手軽に操作・編集できる
・カメラのリモコン代わりになる
・SNS向け縦動画や短尺動画に強い
・ファイルの解像度や編集精度はPC版より制限あり(スマホ性能依存)
向いている用途:
・撮ったらすぐ編集&SNS投稿
・出先での簡単な色調整や構図変更
・カメラ設定の細かい変更やリモート撮影

2-2.Windows版Insta360 Studioについて
対象:Windows / macOS
主な役割:

高画質な360°動画・写真の編集と書き出し
手動で細かいキー編集(パン・チルト・ズーム)
プロ向けのカラコレ(LUT適用など)
高ビットレート・高解像度(5.7K〜8K)の書き出し
手ブレ補正(FlowState)や水平維持

特徴:
大きな画面とマウス操作で精密編集
書き出し時の画質劣化が少ない
スマホより重い処理が可能(PC性能依存)
カメラのリモート撮影機能はなし

向いている用途:
じっくり高品質に編集してYouTubeや映像作品に
長時間・高解像度の素材編集
色調整やトランジションを細かく作り込みたいとき

 注意すべき点は高性能のPCが求められます。

OS:Windows 10以降 / macOS 10.15以降
CPU:Intel Core i7(最新世代) or AMD Ryzen 7/9以上
メモリー:最低16GB、快適な編集には32GB以上を推奨
ストレージ:高速SSD(256GB以上を推奨)
GPU:NVIDIA GTX 1060(6GB)以上。8GB以上のVRAM搭載GPUが望ましい

因みに自作PC仕様は
OS:Windows 11 64 ビット オペレーティング システム、x64 ベース プロセッサ
プロセッサ Intel(R) Core(TM) i7-10700 CPU @ 2.90GHz (2.90 GHz)
実装 RAM 32.0 GB (31.8 GB 使用可能)
ストレージ:高速SSD 1TB
要件を満たしています。

今回はスマホアプリInsta360を使って360度動画編集に挑戦してみました。

3.Insata360アプリのダウンロードとカメラの接続
insta360アプリをダウンロードします。
App StoreまたはGoogle Play Storeで「Insta360」で検索しInsata360アプリをダウンロードします。
電源ボタンを押してX5の電源を入れます。
スマートフォンのWi-FiとBluetoothを有効にします。
Insta360アプリを開き、ページ下部にあるカメラアイコンをクリックします。
ポップアップウィンドウに表示されるデバイスから接続先を選択し、画面の指示に従って接続します。
カメラ名はデフォルトで「X5**」です。 「**」にはX5の製品箱に記載されているシリアル番号の下6桁が入ります。
X5に初めて接続する際に、タッチスクリーンで接続を承認する必要があります。
画面の指示に従ってカメラをアクティベーションします。

アプリに接続できない場合は、スマートフォンのWi-Fi設定でX5を検索し、パスワードを入力してアプリに戻ります。
注意:カメラのWi-Fiパスワードはアプリの設定ページで変更できます

4.Insta360アプリの使い方
アプリを開いてカメラを選択します。

13.アプリを開いてカメラを選択します。
14.デバイスを接続します。

Insta360アプリには「自動編集」と「動画作成」という2種類の編集スタイルがあり、目的や操作感が大きく違います。
「自動編集」
AIに任せて手軽に編集する機能
アプリが撮影した動画や写真を自動で解析し、見栄えのするシーンを選んでまとめてくれます。

短時間でSNS映えする動画を作れ、編集初心者でもおしゃれな仕上がりになります。
しかし編集の自由度は低め(AI任せなので細かい調整は難しい)です。

「動画作成」
自分で自由に編集する機能です。
思い通りに構成・演出でき、複数クリップをつなげて1本のストーリー動画にできます。
しかし
自動編集より手間がかかります。

ここでは動画作成を選びました。

15.接続されたら「編集する」を選択してください。

16.「動画を作成」を選択してください。

17.動画を選択します。
18.編集画面です。

編集画面下の各機能について説明します。
1.リフレーム
360度動画から見せたい視点を決めて、通常の平面動画として切り出す機能。
キーフレームを打って視点の動きをコントロール可能。
出力サイズ(16:9、1:1、9:16など)もここで設定。

2.編集する
基本的な編集ツールがまとまっているメニュー。
トリミング / 分割:不要な部分をカット
速度調整:スローや倍速、スピードランプ
色調補正 / フィルター:明るさ、彩度、コントラストなど
方向補正:水平を自動で修正

3.BGM
・音楽や効果音を動画に追加する機能。
・アプリ内の素材(著作権フリー)やスマホ内の音楽を利用可能。
・音量調整、フェードイン/アウトも設定できる。

4.文字・ステッカー
・動画にテキストを挿入して字幕やタイトルを入れる。
・フォント、サイズ、色、アニメーション効果など調整可能。
・絵文字やステッカーも配置でき、演出に使える。

5.エフェクト
・Insta360独自のエフェクトやフィルターを適用。
・例えば:グリッチ、光のエフェクト、映像の雰囲気を変えるプリセット。
・動画にアクセントや個性を加えられる。

6.ドルビービジョン
・HDR(ハイダイナミックレンジ)形式で書き出す機能。
・明暗差を鮮やかに表現し、より高画質な映像を再生可能にする。
・iPhoneなどドルビービジョン対応ディスプレイで効果を発揮。

7.スナップシヨット
・動画の任意のフレームを静止画として保存できる機能。
・360度動画の場合は、好きな視点を決めて写真化できる。
・SNS投稿やサムネイル用に便利。

2-1.「編集する」トリミング(前後カット)

19.「編集する」をタップします。
20.トリムでの編集:白枠を不要部分まで動かして、不要部分をカットする 開始位置

21.トリムでの編集:白枠を不要部分まで動かして、不要部分をカットする。終了位置

2-2.カット編集(分割して不要部分を削除)

22.カットしたい初めの位置にカーソルを合わせ「編集する」をタップすると分割マークがでてきますのでそれをタップします。
23.カットしたい終わりの位置にカーソルを合わせ分割マークをタップします。

 

 

24.分割部分をカーソルに合わせフレームをタップします。ゴミ箱のマークがでますのでそれをタップします。

2-3.「BGM」

25.BGMを動画に追加します。追加したい位置にカーソルを合わせ「BGM」を選択します。
26.音楽を選択 「Race」を選びました。

 

 

27.BGM 「Forever」選択
28.BGMが挿入されました。
29.BGMカット BGMを途中で切りたい場合はその位置で分割マークをタップします。
30.BGM分割

 

 

31.不要部分のBGMフレームをタップしてゴミ箱にいれます。

32.不要部分が削除されました。

2-4.「エフェクト」

33.エフェクトを動画に追加します。追加したい位置にカーソルを合わせます。
34.「エフェクト」を選択します。

35.エフェクト>フレーム>モノクロ撮影を選びます。
36.フェクト>フレーム>モノクロ撮影が追加されました。長さはBGMと同様調整可能

2-5.「リフレーム」

37.リフレームしたい位置にカーソルを合わせ「リフレーム」を選択します。
38.フレームをタップして回転させます。菱形マーク(キーフレーム追加ボタン)をタップします。

 

39.さらにキーフレームを追加します。 

5.ファイルの保存について
編集画面の左上の×マークをタップすると編集は終了しますが編集したファイルは下書きファイルとなり自動保存されます。
編集を中断しても再開できますのでとても意義があります。

40.プロジェクト保存先「下書き」
41.下書きで保存されたファイル

6.エクスポートについて
メイン動画ファイルは拡張子が.insv(通常動画)と.Irv(低解像度のプレビュー動画)となっており、直接再生はできず、必ず対応アプリ・ソフトで展開する必要があります。

エクスポートファイルは拡張子は.mp4に変換され通常動画として書き出されます。
しかしこのファイルは360度動画の編集はできません。
従って編集が完了してエクスポートする必要があります。

一般的な動画編集ソフトでエクスポートファイルを編集することができ、insta360アプリにない機能を付加できます。

7.動画ファイルのバックアップ
動画ファイルは本体のSDカードに保存されています。
大切なファイルはバックアップが安心です。

おすすめはクラウドバックアップ(Insta360 Cloud)です。
自動でクラウドに保存、スマホやPCからすぐアクセス可能です。
設定の画面からクラウドに同期できます。

端末にダウンロートもできますが端末の空き容量が少なくなります。

42.クラウドに同期する

8.バイクにマウント
映像のクオリティや安全性を確保するためにいくつかの重要なポイントがあります。

1-1.取り付け位置の選択
・振動が少ない、ミラーやヘルメット、ハンドルバーなど比較的安定した位置が望ましい。
・視界・安全を妨げない位置
以上を踏まえ左側のミラーに取り付けました。

 1-2.固定方法と耐久性
しっかりとしたマウントを使用する。
純正マウントや強度の高い金属マウントを使用し、ネジやクランプを確実に締めました。
左:バイククランプバーミラーマウント
右:Insta360ヘビーューデューティークランプ

バイク取り付け位置
左側ミラーに取り付けます。スマホフォルダーを取り付けているバーはスペースがなく取り付け不可

バイククランプバーミラーマウント取り付け

Insta360ヘビーューデューティークランプ取り付け

Insta360X5取り付け 本体に保護フレームを付けました。

 

以上です。

 

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